ライト、ついてますかを再読した
- 作者: ドナルド・C・ゴース,G.M.ワインバーグ,木村泉
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1987/10/01
- メディア: 単行本
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この本、何度か読んでいるけど読む度に自分の考え方に影響を与えている気がする。そして、何度呼んでも新しい気付きがあるというか、「はー、なるほどなー」ってなる。
古典中の古典なので、もうこのブログを読んでいる人は読んだことあると思うんだけど、「何が問題か」「誰の問題か」「何処からきた問題か」「解く必要がある問題か」「本当の問題は何か」そんなことを考えさせてくれる本です。ちなみに僕は「トンネルのかなたのあかり」と「ジャネット・ジャウォルスキー 変人と衝突」の話が好きです。
この本を勧めたいのは特に若者かなって気がします。訳者前口上にも以下のように書いてあります。
実務に就いておられる人生経験豊かな読者には、特によろこんでいただけるのではないかと思う。だが訳者としては身辺の若者たちにこそ、だましてでも読んでもらいたいと思っている。この本に書いてあるようなことが身についていないばかりにあたら才能を空費している若者が、実に多い。訳者自身も、学生時代からこういうことを知っていたら後悔がずっと少なかったろうに、と思っている。
というわけで騙されたと思って読んでみて欲しい。何か得ることが出来るかも知れないし、出来ないかも知れない。それは読み方次第だろうけど、今までに気付かなかった問題に気付くことが出来るかも知れませんよ。